田崎清忠先生

「田崎清忠先生」と書いたら、「ああ、あの英語の先生!」と思われる人も少なくないだろう。中学校に入って英語の授業は田崎清忠先生だった。隣のクラスの担任でもあった。田崎先生は、知る人ぞ知るNHK教育テレビで英語の通信講座を担当していた。その先生に教わっただけでもいい思い出になるが、最初の授業の時に田崎先生から「みんな英和辞書を持っているようだけど、英語を勉強するには、辞書は英英辞書にしたほうが良いですよ。それからヒアリングにはモスクワ放送の英語版が良い。ロシアの英語はクィーンズイングリッシュだから正しい発音が聞き取れるし。FENはなまっているしスラングがあるのでお勧めできない。」と言われたのがその後に大きく影響した。しかも「Hornbyの英英辞書」が良いとまで言われていた。
せっかくいい先生に教わったのに、不幸にも中学時代の私は英語が苦手で、高校に入っても苦手だった。
そんな学力だったので、大学は現役では受からなかった。大学浪人となって、英語の学力を何とかしなければと思った私は、ふっと田崎先生の言葉を思い出した。さっそく、Hornbyの辞書を買ってきて、和訳するのにも英英辞書を引いた。当然英訳ではわからない単語があったりする。その単語も英英で調べた。一つの言葉を調べるのに、いくつもの単語を調べて、言葉の雰囲気やイメージから日本語を考えていった。当然、ラジオはモスクワ放送を聞き、JapanTimesを読んでいた。
そんな英語の学習が10か月続いて、国立大学の理学部を受けたとき、英語は決して不得意科目ではなくなっていた。
お蔭で、大学に入って最初の英語の授業で教授から言われた「このクラスには、理学部の入試で英語の点数がトップクラスの人がいる。」そして二人名前が上がり、その中に私の名前があった。
田崎先生のお蔭に尽きる。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント